慰謝料請求は難しい

慰謝料を請求して、スムーズに受け入れられることはめったにありません。そもそもすんなり払うような相手なら、問題がそこまでこじれることはないはずなのです。

では慰謝料請求がどう難しく、どれだけ負担になるものか、少しの例を挙げてみましょう。

内容証明多くの人は慰謝料の請求書を、内容証明で送ります。しかし内容証明は、回答を義務付けるものではありません。リアクションがないことがほとんどだといい、まったくもって苦しい思いが増すだけです。

また、話し合いに応じたとしても、言い訳を重ねて事実を認めないことがあります。たとえば不倫の慰謝料請求であれば、不倫の証拠がない、そんなことはしていないと突っぱねる者は少なくないのです。

証拠を集めて裁判所に持ち込むことも可能ですが、残念ながら、法律の知識がない者が集めた証拠は、不十分となることもあるようです。

慰謝料の請求には、これまで自分が味わってきた苦痛を思い出し、第三者を納得させられるような体裁に、冷静に記す必要があります。精神的な負担を考えると、請求自体をあきらめてしまう人が多いことは、決して不思議ではありません。

しかしそんな不正義が許されるのも、腑に落ちないことではあります。正しい筋を通すために、できることはほかにないでしょうか。